• 同じ発達障害を抱える子どもたちにも。

    牧田 知子 ちのとれ開発者/こども発達研究所代表

    白いインナーと黒いカーディガンを着て屋外で笑顔を見せている女性

    同じ知的障害を抱える子供たちにも

    私の息子は、3歳になる前には自閉症・精神遅滞(知的障害)という診断を受けていました。障害を抱えている中でも特別なことはせず、ごくごく普通の生活をしてください。でもその子なりに成長はしますよ…と言われ続けました。

    でも脳科学では、脳の発達は0歳~9歳までに8割が完成すると言われていますし、しかも脳は生涯にわたり変化することができているというのに、何も手立てや指すべきゴールが設定されていませんでした。しかし、この考え方では自我も回避し工夫し、少しでも成長を促すべく根源的にかかわることが、障害を受け入れられていないと思われることでした。

    常に「障害を受け入れる」とは何か、単に「あきらめている」とどう違うのか。受容の本質を常に自分に問いかけ悩み続けました。もちろん、障害の苦しみを無視して、無理難題な勉強や課題を強いるのは、受容ではないとわかっています。私が悩んだのは、勉強ではない日常の理解力の発達です。シール遊びが理解できず、どこに貼ればいいのかもわからない、楽しさもわからない、迷路の意味もわからない。なのでコミュニケーションが成り立たない。これでは、社会で少しでも自立し、判断できることが増えるとは思えない。

    でも、「あいうえお」を教えたり、数を教えて育つものではないという事だけは、強く感じていました。

    この学校のお勉強より以前の、もっと根源的な生きる力とかかわる認知力を、どうすれば伸ばすことが出来るのか。

    悩み、勉強し、実践し続けて気づいたり発見したりしたことを体系化したのが、ちのとれです。

    こども発達研究所

    白いインナーと黒いカーディガンを着て屋外で笑顔を見せている女性
  • どのお子さんにも必ず知性が宿っている

    矢作 桂子 株式会社 バンブーワァオ代表

    屋外で笑顔を見せる白いレースの服を着た女性

    どのお子さんにも必ず知性が宿っている

    『 今の療育の概念を覆したい 』

    『 最新で最良の情報を届けたい 』

    私がダウン症のある息子の子育てを始めた当初は、右も左も分からず、不安の中でさまざまな施設や先生に相談に行きました。

    疑問や不安を抱えながら訪ねた先々で、
    「大丈夫ですよ。ゆっくりですが、成長しますよ。」
    と励ましの言葉をかけていただくことはありましたが、私の質問に対して真剣に向き合い、具体的な答えをもらえることは多くありませんでした。

    今振り返ると、それは「知的障害は治らない」「成長には限界がある」という前提が根強くあったからではないかと感じています。

    しかし、「知的障害」は適切な介入次第で大きく変化することを、私たちは「ちのとれ」を通じて実感しています。

    10年後を見据え、「ちのとれ」を学び、実践することで、お子さんの可能性がどれだけ広がるのか?

    その変化を、ぜひご家族と一緒に体験させていただくことが、私たちの何よりの喜びです。

    屋外で笑顔を見せる白いレースの服を着た女性

バンブーワオでは過去5年で
100人以上のお子さんと
「ちのとれ」トレーニングいたしました。

私たちは、過去5年間で100人以上の発達に障害を持つ子どもたちと「ちのとれ」トレーニングを行い、
子どもたちも目覚ましい成長を目の当たりにしてきました。
トレーニングのセッションはすべて記録しており、子どもたちのためにさらなる研究を日々追及しています。

講座中の子どもの笑顔
マットの上でバランスを取る子どもを講師が支えるトレーニングの様子
保護者向けに講座の説明を行う女性
積み木遊びに集中する子どもの表情